超正統派B級映画「スパイダー・パニック」
(エーガや本の感想)
スパイダー・パニック
(2002年劇場公開作品)
冬城評価:★★★★
アメリカのとある田舎町。偶然川に流れ出した有毒廃棄物の影響を受け巨大化したクモたちが、住民たちを次々に襲う。それに立ち向かうのは、クモオタクのひきこもり少年と、美人ママ保安官と、彼女に思いを寄せていた鉱山経営者の息子とかまあとにかくそんなの。近年まれに見る超正統派B級映画。
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久しぶりに映画紹介(笑)。
超正統派B級映画でした。いやー。非常に面白かったです。
お約束。王道。油積んだトレーラー来た! とか、やっぱりここは爆発デスカ! みたいな、ちゃんと観客にツッコミの機会を与えてくれる良質のパニック映画でした。
つまらなさそうに見えますが、劇場公開当時けっこう評判が良かったので、見てみようと思っていたのです(笑)。
前評判のとおり、実に面白かったです。
何でなんすかね。ありがちな設定のオンパレードなのに、面白いんですよね。演出の上手さなんだろうな。それから登場人物の立ち位置が“適度”で、このB級パニック映画の主題をつぶさないほどに、適度にラブロマンスが入れられてるところの塩加減がいいんだろうと思います。
話ちょっとズレますが、先日、ガメラがテレビでやってたので少し見たんですよ。そしたら同じように思わず見入ってしまったのですね。ガキどもの演技というより演出なんですわ。シーンカットの取りかた。どこから映すか。アングル。間。……みたいなね。
映画はストーリーそのものじゃないんだなあとしみじみ思う次第です。
ちなみに本作品に話戻りますが、
こんなアホな話なのに、登場人物が真剣っていうのはすごく重要なことで。これギャグの基本です。巨大グモに襲われて食べられちゃう! ってときに本人たちが真面目で、真剣でないと観客が面白くないのですよ。
こういうところを、はき違えると、ただのつまらないC級映画の出来上がりです。
本作ではラジオDJの黒人のお兄さんが、個人的にいい味出してると思いました。陰謀論者でキチガイなのに「俺はエイリアンの侵略から人類を守る!」って、主人公を助けるためにクモの群れを自分に引き付けて猛ダッシュするトコなんかドキドキしてしまいました。や、やべえ! カッコイイとか迂闊にも思ってしまいました(笑)。
オススメです。何も考えずに明るく笑って見れます。
(あ、「トリップ◎ブラザーズ」の新しいのにコメントくださったkiさんありがとうございます(^^)。こんな映画紹介のあとにお返事だとナニがアレかと思い、もちっとお時間いただいてからお返事しますね。私事の件についても祝っていただいてありがとうございました)
2007/07/16 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ