Hブロックの感想+推理
(覆面作家企画2)
Hブロックはなかなか推理が難しいです。ほとんど分かりませんでした。。
感想と推理は、作者様もしくは既に以下作品をお読みになった方向けに書いておりますので、未読の方はご注意くださいませ。
H-01 星摘みコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!雪だるまに流れ星がくっついて、死んだ母親と会話できた奇跡を思い出す青年の話。
双子が可愛いですね。流れ星が落ちる前に願い事を言えるようにしようと、ひたすら願い事を言ってるっいうのがスゴイ発想だなあと思いました。子供ならではですね。。そういうところが良かったです。
H-02 流るる星の行方コレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!ある少女が、自分を養ってくれた騎士(?)と圧政を敷く王を打ち倒しに行ったら、実は少女は王女でした。という話。
すごく王道な話で、危なげなくしっかりと進んでいくところがいいと思いました。
ただ、アシュラが城を見たときに既視感を感じちゃったりするところや、その時のヨーマのセリフでアシュラがやんごとなき人らしいってのがバレてしまうので。読者としては、もう少し隠しておいて欲しかったです(泣)。最後にびっくりしたかったです。……とはいえ、作者様はおそらくヨーマに対するアシュラの愛情を書かれたかったのではないかと思うので、まあそれはわりとどうでもいいことかもしれません。
星が落ちる、最後の描写がカッチョイイと思いました(^^)。
H-03 黒衣の天使と夜の闇コレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!屋上にふらふらと何故か出てしまった女と謎の少年の話。
や! ちょっと(笑)! あわわわ、人間の姿に擬態した天使が柵の上にしゃがんでる映画って、アレですか。ひょっとしてわたしのフェイバリットなB級映画のひとつ「ゴッド・アーミー/悪の天使」のことではありませんか? うわ、違ってたら恥ずかしいんですけど。いやでもそれってあの映画以外に無いような。。。いい映画をご存知ですね。ぜひお友達になりましょう(笑)!
って、失礼しました。。
ちょっと最初の方だけ文章が硬くすこしだけ読みづらいかなあとか思いました(もしこれワザとだったらOKです)。なんだか得体の知れない恐怖感みたいなものがあって。すごく面白かったです。次に何が起こるんだろうっていう先の読めない感じっていうのでしょうか。。どきどきしました。
そういえば、ホラーっぽいものってこの企画ので初めて読んだような気がします。(まだABGしか読んでませんが)そんなわけで、目立ちますね。面白かったです。
★これは御桜真さんではないでしょうか。サイトの作品を拝見したらとてもよく似た雰囲気の作品があったので。映画の話も出てくるし。
H-04 インプリンティングコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!二人の少年少女が星空をみながら他愛もない話をして和む? 話。
女の子の方が年上? なのかな?
>だから言ってなんかやらない、まだ。 ……の最後の一文がいいですね。
★moesさん?
H-05 吸血鬼、1280円。コレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!謎の吸血鬼と親交を温めあい、ともにトマト畑を守る話。
不思議なお話です(笑)。奇妙です。珍妙です(笑)。おバカな話のはずなのに、どこか淡々としていて冷静です。
フツーはこの手のお話を書こうと思うと、パワーで押しきる手法をとる方が多いですし、わたしもそうしますけども。この作品はセープしているのか、終始オフビートで物語が進んでいきます。
これは奇妙なノリです。面白いし、興味深かったです。
今まで読んだ企画内の作品の中で、ひとまず一番珍妙なお話でした。
昼間なのに、吸血鬼、太陽平気なんだ、と思って。爆笑、というよりクスッて感じの笑いにあふれた作品でした。
★これは青野優子さんだと思います。カンです。んー、でもセリフの書き方がちょっと違うような気もしますね。自信ないけど。
H-06 星は虚ろの月を抱くコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!狂ったストーカーのシスターが、好きだった男を生首にして楽しんじゃったよっていう話。人間関係が分かりにくく、ちょっと読み解くのに時間がかかりました。(エトワールの性別がよく分からなかった)
いきなり生首はいいですよね。オオッ、来た来た、と思いました(笑)。
H-07 教授(プロフェッサー)が目覚めないコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!ヤバイ。ラストのセリフの意味が分かんなかった。って、ほかの方の感想を見たら、あ、なるほど。この企画自体へのお言葉なのですね。なるほど。。すいません、わたし察しが悪くて。。
面白かったです。この企画で、この手の言葉遊び系が読めると思ってなかったので。楽しかったです。何で浦和レッズになるのかなあとか。カスタードクリーム、腐ってなきゃいいですけど。
なんかほどよい清涼飲料水のような読後感です。
H-08 星の実コレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!うん、面白かったです。星の実を割ってみようという気になった主人公の独白シーンが圧巻です。そもそも主人公たちが普通の村人なところがいいです。こういうリアル感はいいですね。落ち着きますし。腰を落ち着けてじっくり読もうという気になります。前半のセリフのところがちとぎこちないかな。でもわざとそうしているような気もします。
★よもぎの森さん、かな?
H-09 ホシのヌシ釣りコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!地球の視察に来た宇宙人たち。そのオペレーターが地球で遊ぶ宇宙人をモニタリングして楽しむ話。んんん。作品全体が、他愛のないおしゃべりのように、さらっとした感覚で愉快な人たちのふるまいをなぞっていきます。
この宇宙人たちが地球をありがたがるのって、西洋人が日本のオタク文化をありがたがって楽しむのと似たような感覚なのかな、とか思いました。楽しませていただきました。
★天照史嗚さん?
H-10 ツインズコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!双子みたいな他人の女の子二人の悲劇。これは怖い話ですね。ホラーのつもりじゃないかもしれないですが、怖い話でした。価値観が理解できない恐怖っていうのでしょうか。この主人公の二人が、もっと狂的だったら、読者は“ああ、これは対岸の事件だ”と安心できますし、もっと普通であったなら“可哀相な話”とでも感じたことでしょう。
しかしこの作品では、なんていうか有り得そうな“狂気”を描いている。だから怖いのです。
もし、こうした感想が、作者さまの本意ではなかったら申し訳ないのですが、わたしはホラーとして楽しみ、ゾッとさせていただきました。
H-11 あの星が流れたらコレ好き! 惜しい! イイね! ステキ! ヤバイよ(笑)!ワーカホリックでリストラにあって、妻と子に逃げられた男が海岸で不思議な女に会うという話。
凛と彩が混ざって幻想のように癒されていくところの描写が面白くて。オオッと思いました。こういうのは小説ならではの書きかただなあと。
その分、個人的には、彩の人物像がステロタイプなのがもったいない気がしました。あくまで、ステロタイプなのがいけないのではなくて、セリフの先が読めてしまうのが勿体無いのです。ほんのすこしの意外性で、揺さぶりをかけてもらいたかったのです。
……んー。とはいえ“全く動かない北極星”にたとえられる主人公なわけですから、こうした設定には安定感があってもいいのかもしれませんね。
なんかHブロックラストだというのにおせっかいを申しました。。失礼しました。
2006/02/01 | 覆面作家企画2 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ