Take it easy.

A life spent making mistakes is not only more honorable,
but more useful than a life spent doing nothing..

冬城オルタナティヴ

06
2018  09:05:27

1月から5月の近況

なんとまあ、半年にいっぺんの更新となりました。
本当にアウトプットに気が向かなくなってしまいまして。このようなことに。

とはいえ、今年もけっこういろんなことありました。
旅行とかいろんなところ行きましたし。
楽しいことから、仕事でクレーマーに絡まれたりとか。いろいろ書けるネタはたくさんあるんですけど、
どーも、その体験をインターネットで他人に伝える気が起こらないのです。

承認欲求が良い意味で死にまして(笑)。
何か自分が作ったり考えたりしたことに「反応をもらいたい病」に罹患していたんですが、それが治りました。
自分が書きたいときに、作りたいときにやる。
別に反応なくてもいいや、という気分になりました。

……あ、いや、でも、反応とか感想とかもらえたらチョーうれしいですよ。
以前はそれが必須で、それがないと死ぬというかモチベーションが枯渇したんですが、今はそれが必須ではなくなったという話です。

自分としては、とても良いことだと思っています。
何かを生み出さねばならない、みたいな切迫感がなくなったというか。
ババア化している証拠ではあるんですが、心穏やかに過ごせてますし。

よく思うことなんですけども。
人間って結局、「入れ物」に過ぎないわけです。
その時、その年代の時に入っているもので、いろいろ決まると思うのです。
「入れ物」っていうのは、容量が決まってるし。
古くなったものは出さないと、新しいものが入らないわけで。
長い人生の中で、何かを捨てて、何かを入れている、その状態が、「いま」なわけで。
自分は、その「いま」でしかなく。
それ以上でも、それ以下でもないってことです。

やっぱりこう思うと、変わっていくことは楽しいですね。
オタクとしては半端者でしたが、わたしはけっこういろんなものをポンポン捨てて、新しいものをひょいひょい入れていくスタイルで生きてきたので。
それはそれで40代半ばになってくると、もう変えられないし。
それはそれでダイナミックな人生でもあったし。
楽しかったし、楽しいなと思っています。


……あ、いけね。
近況報告忘れたわ。


オタク的なことはあまりしてないんですが、まあとにかく出かけたり、やったことないこと体験してみようというのは休日ごとにいろいろやっています。
最近、建築物に興味が出てきたんで、関東近県の建物を見に行ったりとかしてます。
それはそれとして写真の話。

香道、です。

IMG_1668.jpg

鎌倉で、香道体験、に参加してみました。
前々から、興味があったのです。

わたしね、実はけっこう嗅覚が鋭いかも、と思う自負があり。
いろんな匂いにすぐ気が付く方なんです。
(ただ匂いに過敏なだけかも)

なので、こういうの得意かも、と思っていたんです。

で、やってみました。
いろんな楽しみ方がある中で、香りを当てるゲームみたいなのを体験させていただきました。

簡単な作法を教えていただき、回ってくる香炉の匂いを嗅いで、覚える。(この時は3種類)
次に名前を伏せて回ってきた香りを、小さな半紙に書き留める。答え合わせ。
みたいな流れです。

結果から言うと、参加していた7人の中でわたくしだけが全問正解という(笑)。うそみたいな結果に。
まぐれですよ。

でね。
何が言いたいかというと。
わたし、わりと、ずーーっと香道に興味があったんですよ。
かなり長い期間、やってみたい、やってみたい、と、細く長く思っていたのです。
つまり、「すごくやりたい!」じゃなくて、「いつかやってみたいな」という気持ちを長く抱き続けていた。

それを実際にやってみると、「ん? ……まあ、こんなもんか」という感想になったわけです。今回は。
○○をやってみたい、という余白部分を、消費した、んですよね。
ずっと長い間、残しておいた余白を埋めたんです。

そうしたら、すごくスッキリしまして。
また新しい余白ができそうです。
香道については、正直、興味がそれほど続かなかったんですが、
これが違うものだったら、もしやピンときちゃったりして、のめり込むかもしれません。

で、くどいようですが、何が言いたいかっていうと、
「やってみたい」と思ったことは、決着つけちゃった方がスッキリするよね!」
……という、至極当たり前の結論なのでした。

まさにコトを消費しまして。コト消費を楽しんだわけです。
消費して消えてしまいましたけど、まったく悪いことじゃなかった。
とてもよい経験でした。

そんな風に、今年の前半を過ごしております。
 
関連記事

 最近のふゆしろ

0 Comments

Leave a comment