ゾンビと戦ったり、ひつじだったりする、二人のショーンの話。
(エーガや本の感想)
ひつじのショーン DVD-BOXわたしは、「ウォレスとグルミット」のアードマンスタジオの大ファンなんですが、新作が出ていたので試しに1巻をレンタルで借りてみて見たら、もうベタ惚れ(笑)。
DVDBOX1と2を、いきなり大人買いです。
1話、7分なので、ちまちまと見ています。ウチの坊主が大きくなったら、いっしょに見れるクレイアニメだしね。
牧場のひつじ達の中の、知恵者の少年(?)ひつじ、ショーンが主人公で。毎日をオモシロおかしく暮らしている様子を毎回つづっているアニメなんですけどね。
なんていうのかなあ。少年のまま大人になった人が作ってる感があって。それがすごくいいんです。
ひつじたちはサッカーしたり音楽を聞いて踊ったり、飛んできた凧を捕まえようとしたり、暴れ牛と戦ったり、遊ぶために毎日毎日、全力で知恵を振り絞ってるんです。
子ども向けに見えて、地味に見えて、けっこう高度なワザを駆使したストーリーです。考えられて作られてる。しかも笑いがほんのりブラックなところがいいです。
ほのぼの牧場なのに、ブラック。
気になる方は動画見てみてくださいね。サッカーする話です。少林サッカーというより、カンフーハッスルのパロディがあって笑いました。

で、ショーンつながりで、いきなりこれ。
ショーン・オブ・ザ・デッド。
先日見た映画「ホット・ファズ」の製作チームが数年前に作ったゾンビ映画です。
ウチの近所のTUTAYAでは、コメディの棚にありました。
主人公の冴えない男、ショーンが、3年つきあった彼女のリズにフラレそうになっているところで、街では隕石の落下かなんかで人々がゾンビ化。さあ、どうする、みたいな話。
映画の最初のところでは、ショーンの日常生活を淡々と追うんですが、画面の端っこで、人々がゾンビ化している様子が描かれているのに、主人公は全く気付いていなくて。彼女のことばっか考えてるとことか面白かったです。
イギリスの映画らしく。実に笑いがブラックで心地よかったです。
人物の一人が、ゾンビにハラワタ引きずり出されるシーンで爆笑してたら、隣りでダンナに引かれてしまったです……。誰かと一緒に見ると、笑いのツボがズレたりして。ちょっと大変かも?? な映画です。
個人的に面白かったのは、
バーのオヤジが、ゾンビ化して襲ってくるシーンで、ジュークボックスが故障して、Queenの「Don't Stop Me Now」が流れるところ。
あの明るい曲を聴きながら、みんなでゾンビをタコ殴りにするところとか大笑いでした。だって、Don't Stop Me Nowだぜ?
あとエンディングの曲が、同じくQueenの「My Best Friends」だったこと。これもシャレが効いてて笑えました。
わたしは、Queenがとても好き(ギター弾いてたころ、6ペンス硬貨の代わりに、ギザギザの10円玉をピックにしようとしたぐらい)……なので、二重に良かったです。
こっちの映画は、坊主と一緒に見るのは随分先になりそうですが(笑)、でもわたしの息子だったらきっと喜んで見ることになるだろうと思われます。
ひとまず、ウチの坊主用に、ウォレスとグルミットは全部そろえました。「お母さん、俺、このペンギンみたいなクールな犯罪者になりたい」とか言われたらどうしようとか思いつつ(笑)、もう少し坊主が大人になったら休日を利用していっぱい見たいと思います。。
2008/08/19 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
最高のタイミングで見てしまった。「美しい夜、残酷な朝」
(エーガや本の感想)

なんか創作のことで書きたいことがあったんですが、暑いので(?)コレの話。
「美しい夜、残酷な朝」という、日韓中の三人の監督が撮ったオムニバス映画をDVD借りて見ました。なんかクリストファー・ドイルのナンチャッテ映像美が見たかったのね。それよりほかの収穫がありましたが。ひとまず。結論から言うととても面白かったのです。オススメです。
以下、わたしの反応実況中継。あえて内容紹介は書きません。
●韓国篇「cut」 byパク・チャヌク監督
おお〜、いいじゃない、いいじゃない。こういうナンセンスで猟奇的なやつ大好きだよ。ゲヘへ笑えるなこういうの〜。強盗がダンスしちゃうシーンとか最高だよ。映画監督が、「カット!」って言ってたら、奥さんの指カットされちゃうって皮肉きいてるよ。面白いなあ。ちなみに、これイ・ビョンホンだよね。
●日本篇「box」 by三池崇史監督
なんかセンシティヴ系ホラーって感じ? なんか知らんけど雪国に見世物小屋って。ひとまずストーリーじゃななくてこれ“感じる”映画だな。ちょっとお、何このエロいシーン。悪夢にうなされてる女の人と、箱に詰められてる人形を撫で回すシーンを交差させるところがエロくてたまらん(笑)。素直にセックスを撮るより、よっぽどやらしいなあ(笑)。これいいね。イケてるよ。
●香港篇「dumplings」 byフルーツ・チャン監督
フルーツ・チャンはやっぱりリアルに撮るのうまいなー。って、え? いや、まさか。あ、ああ〜。なるほどね。そういう話なのね。ちょっと今のわたしにはキツイなあ。えっ、ちょっと待って。
ヒッ、ヒィィィ。ギェエエエエ! や、やめて。マジで? オイ。う、うぅぅうう、
ゲェェエエ……。うわあ、目が離せないよ、ちょっとコレどうしよう。ううう、、ああああ。お、終わったよ〜。うわあああん、(ウチの坊主をきつく抱きしめ)
お母さん怖かったよ〜。泣いちゃうかと思ったよ〜。なんといっても、三本目の香港編が個人的にヤバかった。
いや、わりと普通のホラー+猟奇的な物語だと思いますよ。普通の時に見たら普通のインパクトだと思うんですけど。わたし出産してからまだ半年経ってないのよ。
すげえインパクトでした。内容は、この反応で察してください(笑)。
妊婦の時にこれは最後まで見れなかったと思うし、出産直後に見たら失神してたよ。きっと。
まだ出産の記憶が生々しく残ってるぐらいのころに見ると、これ最高に怖いよ。うう〜、思い出すだけで恐ろしい。
って、超、面白かったんだけど(笑)!
てか、フルーツ・チャン監督は、B級じゃない香港映画を撮る人です。異様にリアルなんですよ。なんかこういう非合法ビジネスってマジに香港にありそうなんだもん。
でさ、しかも変に盛り上げたりしないで、淡々とストーリーがつづられていくから、すごい素直に見れちゃうっていうか。決してファンタジーじゃないし。超常現象は描かれてないんだけど、メチャ、ホラーで恐ろしいんだよね。
こりゃ参った!
中国って、不老不死に対する文化的背景がすごく深いじゃないですか。女優がアンチエイジングしたくて、特殊な食材を使った餃子を食べ続ける……って、なんかストーリーも説得力ありすぎなんだよなあ。
この若返りにハマッちゃう女優のダンナがレオン・カーファイなのも笑った。だって本当に奥さん放っといて若い女と浮気してそうなんだもん。エロい目つきとかさ。役者の選択もベストマッチだよ。
とくに期待しないで借りてきたんですが、どの作品も面白かったです。わりとオススメです。
……あ、三本目の話は、乳飲み子のいるママにはあまりオススメできません。たぶんわたしみたいに恐怖に襲われると思います(笑)。
2008/07/19 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
最近、あんまり面白い映画ないのよね……っていう人に。「ホット・ファズ…俺たちスーパーポリスメン!」(+追記あり)
(エーガや本の感想)
(拍手コメントでご質問をいただいたので、末尾に追記しました。7/13、13:37)最近、映画の話ばっかりなんで。しばらく映画の話するのやめようかと思ったんですけど。
ヤバイよ。この映画、マジ面白かったよ。
「ホット・ファズ…俺たちスーパーポリスメン!」今、いちおう映画館でやってます。全国でたぶん六箇所ぐらいでしかやってなくて大変恐縮なんですが、実に面白かったです。(→
ぴあの紹介こちら)
どんな方にもオススメです。
タイトルにも書いたけど「最近、面白い映画ってイマイチ無いのよね〜」とか思っている方にオススメです。あと、ハリウッドの刑事アクション(それもド派手なやつ)が好きな方に(^^)。
ストーリーは、
スコットランドヤードのエリート警官が、優秀すぎて田舎の町に左遷されるんだけども。一見、緊張感のない平和な田舎町かと思ったら、残酷な殺人事件が起きてしまうんです。それで主人公が解決に乗り出すんだけども、回りはみな殺人ではなく「事件だろ?」と真面目に取り合ってくれず……という話です。とりあえず、ここまでの情報だけを持って、映画館に行くといいと思います。
この先の展開が面白いし、秀逸なので(笑)。
すげーつまらないっぽいコメディ的なタイトル付けられてますけど、本格推理っぽいノリも楽しめるし、刑事もの(それもバディもの)の友情ノリも楽しめるし。
笑いだけじゃなくて、シリアスな部分もちゃんとあります。
こういう映画こそ、何も知らずに見て、「ギャハハ面白れえー」って楽しむべきです。
一言だけ言っておくと、とても“凝った”映画なので、「あれが伏線だったのか!」とか驚いたり、感心したり笑ったりできます。
予告編がyoutubeにあったんですが、ネタバレっぽいので出来れば見ないほうが(笑)。
終わり30分が秀逸なんですけども、その部分が入っちゃってるんですよ。
本国イギリスで大ヒットしたんだけど、俳優が無名なので劇場公開されていなかったのを、webの署名活動で、今月から劇場公開が決まったという映画だそうです。
いやあ、面白かったなあ……。満腹〜。
こんな映画を見に行かせてくれた、うちのダンナに感謝。。家帰ったら、坊主と一緒にグーグー昼寝してたですけどね(笑)。
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どなたかしら(笑)……? 観に行ってみたいとのことありがとうございます。
R-15指定なので、残酷シーンやグロいシーンがあるのではないかと心配だということですが、どうかなあ。たぶん大丈夫じゃないかと思います。
例にあげてくださった、キル・ビルで言うと、ゴーゴー夕張と戦うフロアの戦闘シーンみたいな、ひたすら手足がちぎれ飛ぶ、みたいなシーンはありませんのでご安心を。
でも、生首がゴロリ、みたいなシーンはありますね。見るからに作り物とCGですけど。
この映画では撃たれる人もいるけど、実は死人はそんなに出ていないです。
結論から言って、残酷シーンやグロいのは、そんなにひどくないと思います……。R-15になってるのは、たぶん主人公が戦う相手の問題かな。
そういうところも、イギリスっぽい皮肉で、パンチが効いててわたしは好きなんですけど。。
あとは映画館でご確認ください(^^)!(でも、もし、気分が悪くなったらゴメンナサイ……)
2008/07/13 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
男汁が出そうなマンガ(エッチな意味じゃないよ)
(エーガや本の感想)
なんか、書くことがないので読んだ漫画の話でも。
やたら男らしい漫画を立て続けに読んでしまった……。
ナポレオン獅子の時代。
「萌えなし、デレなし、男魂∽」ってキャッチコピーが最高だよ。ちなみに男魂って、読み方はダンコンですから。
ナポレオンの伝奇っぽい漫画ですけど、北斗の拳的な楽しさがあります。
首が飛ぶ飛ぶ。劇画と、怒声と、バイオレンス?
フランスって日本人はお上品なイメージ持ってるけど、実際は革命ばっかり起こってたわけで。イギリス人がよくフランス人のことを、「野蛮人」って言いますけど。うん、その野蛮人っぽさがよく描かれてますよ。
ある意味、きっと、フランス革命の時は本当にこんな感じにヒドイ(笑)状態だったんじゃないかなあ。
「ベルサイユのばら」を読んでから、この漫画を読むといいんじゃないかなあ。ロベスピエールのギャップを楽しんでみるとか(笑)。
「言ってみろ! 大陸軍は!?」
「世界最強ォォォ!!」

次、
ヴィンランド・サガ。ダンナの本棚から失敬して読んでみる。
バイキングの黄金時代のころの話。父親の仇を討とうとする少年と、その仇の傭兵団のボスのオッサンの話。
こっちはナポレオンと違って、歴史ものではあるんだけど、人物はほとんど架空というもの。ファンタジー戦記ものですな。
人物が架空なんだけど、絵もストーリーも、えらいリアルで精緻です。
殺陣がすごい。ほんとに動きが見える漫画ってすごいなと思います。戦争ものにみえて、実は重点は個人戦なところがよいですね。
ううー。面白い。
面白いけど、やっぱ、わたし。中世以前の戦記ものは、苦手なんですよね。
社会的弱者(とくに女性や子供)が、虐げられたり、戦争で殺されたりするシチュエーション自体がダメなの。
「ベルセルク」とかも、前は読んでたんですけど。今では、怖くて読めません。
新しい女性キャラクターが出てくると、レイプされて殺されちゃうんじゃないかと思うと、怖くて読めません。
それはそうと、ヴィンランド・サガで検索したら、こんなアルバムも出てきた。つか、これ持ってるよ(笑)。
「Vinland Saga」 Leaves' Eyes元THEATRE OF TRAGEDYの、リヴ・クリスティンがダンナと一緒にやってるゴシック・メタルのバンド。愚兄からCD借りてi-podに突っ込んだんだけど、あんまり真面目に聞いてないです。
なんかそういう伝説があるのかな。しらねーけど。
もう一つ、大好きなとある漫画家の漫画をAmazonで大人買いして、一気に読みました。それについては書けません。だって、賛同者が少ないんだもん。
エロ・グロ・ナンセンスの大家なんですけどね。笑いすぎて死ぬかと思った。
もうウンコみたいな漫画で。あまりのウンコ力(?)に、やはり漫☆画太郎先生(あ、言っちゃった)は神なんじゃないかと思いました。
2008/06/21 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
ちょっと黒沢清フィーバーです(笑)。
(エーガや本の感想)
スイマセン、ちょっと、「叫」を見てから、うっかりと黒沢清フィーバーになりました。プチ黒沢祭り。ひとり黒沢祭り(笑)。
そんなわけで、手持ちしててぜんぜん見てなかったものをイキナリ全部見ました。
備忘録みたいなものなので、ご興味ない方はいつものように読み飛ばしてください(笑)。
愛と不思議と恐怖の物語は、短編集みたいな映画なんですが、一番最後に「タイム・スリップ」という作品が入ってて。これが黒沢作品。大杉蓮が主演で、大学教授がタイム・スリップについて講義している、という話なんですが。いや、もうこれ、大爆笑です。短いんだけど、かなり面白かったです。
上手いな〜と感心しました。

次、コメディの
893(ヤクザ)タクシー。倒産寸前のタクシー会社を救おうと、幼馴染のヤクザとその手下がタクシー運転手になってがんばるという話。
素直に面白かったです。ちょっとハートウォーミングな、ヤクザコメディ。
でも、ホントに、黒沢さんが関わる映画の“工場”とか“廃墟”とかは、リアルでカッコイイなあと思いました。

次は、ヤクザ映画の棚に置いてある
蛇の道。パッケージには極道アクションと書いてありました。
が、断じて違いました(笑)。
陰惨なバイオレンスヤクザ映画かな、と思ったら、それも違いました。
見てみたら、サイコサスペンスでした。
幼女誘拐殺人で、娘を惨殺された父親(香川照之)が、謎の協力者(哀川翔)の力を借りて、犯人らしきヤクザを掴まえて工場に監禁するんですが、それがどうも人違いらしい。そこから話がこじれ……という話でした。
今回挙げた中で、わたしはこれが一番気に入りました。なかなかオススメ。
見た目ほど、後味も悪くないです。
バイオレンスなシーンを、ロングショット(遠景)で撮るところが、いいんですよ。

で、黒沢作品の最後。
蜘蛛の瞳。蛇の道の続編とされていますが、ほとんど関連性なしです。
こっちはヤクザ映画と言ってもいいかもしれないんですが、ううううーん。。。こんなにドライで、こんなにシュールなヤクザ映画を見たのは初めてかもしれない(笑)。
ストーリーは、フリーランスで殺人を請け負ってる男(ダンカン)が、ある男(哀川翔)を誘い、淡々と殺人業務をこなしているうちにヤクザ同士の抗争に巻き込まれ……という、話だと思うんですが、定かではありません(笑)。見てても情報の欠落が多くて、よく分からないのです。このへんが黒沢節(笑)。
お坊さんのコスプレをしたヤクザの親分を、4人で追い詰めて拳銃で殺害するシーンがあるのですが、このシーンがすごかった。まるで、農作業をみんなで分担してるみたいな自然さで、拳銃の弾を確かめ、「アレ? 弾入ってないや」みたいな感じに銃を交換しあって。何気なく殺人。あまりに乾いたシーンで、だからゾッとするほど怖い。
シーンがいきなり次に飛んでるところも健在。面白いなあ。こういうところが好きかもしれない。

で、リハビリ? のために、いきなりイラン映画です。
運動靴と赤い金魚です。
妹の靴をなくしてしまった男の子が、両親に怒られまいと、妹に自分の靴を貸してやりながら、なんとか新しい靴を手に入れようとするお話。
和んだわ〜。
中央アジアの映画は、文化的に遠いものがあるので。見てるとファンタジーみたいで面白いです。当たり前のように描かれている生活シーンの中に、「これは何をしているの?」みたいなものが多くて、そこがいいんですねえ。。
あ、マフアルバフの映画見たくなってきた……。次はイラン映画借りてこよっと。。
2008/05/29 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
日常のことと、黒沢映画のこと。(+お返事)
(エーガや本の感想)
いやあ、実に生活が落ち着いてきました。温かく……というか暑くなってきましたしね。
昨日は、保育園のことを教えてもらおうと、知り合いをたどって、とある子育て支援のNPOをやっている方に子連れでお会いしに行ったんですよ。子どもを抱っこして電車やバスに乗ると、年配の女性が話しかけてくるので、けっこう楽しいです。
って、まあいいや。そのことは。
最近、拍手&メールフォーム御礼も、かなりテキトーになってきちゃっててスイマセン(泣)。
hさん、いつもお寄りいただいてありがとうございます。
ベンジャミンの簡潔な一言は、この話のすべてを簡潔に表現しています(笑)。
あっ、ちなみにわたしはマクドナルド好きじゃないです。というか、ファーストフードは基本的に好きじゃないです。モス・バーガーと、フレッシュネス・バーガーは、たまに行ったりしますけど……。

と、それはさておき。後半は、見た映画とかの話。
最近、そんなこんなで家にいるので、DVDで映画ばかり見てるんで。その話題ばかりで申し訳ないので。。まあ、そんなに重要(?)じゃないものはテキトーに、流すことに。。

見たのはコレなんですが、黒沢清のホラー映画。
刑事が殺人事件を追っているうちに、自分の持ち物が現場に落ちてるのを発見して。「アレ、ひょっとして俺、殺っちゃった?」っていう、感じに話が始まって。いい感じに先が読めなくて、おどろおどろしくて良かったです。
なんていうか、あえてストーリーを分かりづらくしてあるんですよ。。見終わると、ひとまず、インターネットでググりたくなる、そんな映画でした。わたしは、ググりませんでした。この不可解で嫌な感じを残したい(笑)です。
怖さから言ったら、「
回路」の方が上だと思います。
それでうっかり回路も見直してしまいました(笑)。怖かったです。「ヤメテ、マジ怖いから、ヤメテ」っていうシーンがいっぱい。あの、××が、よろけながら近寄ってくるとことかマジ怖い。
それはそうと、黒沢監督はホントに廃墟とか、フツーの街角を、おどろおどろしく撮るの上手いなーとか思います。回路は、八王子あたりが舞台らしく。相模原の団地のシーンなんかさ、すごいよ。なんであの普通の街角が、あんなに暗い、おどろおどろしい雰囲気になっちゃうのかなあ。きっとリアルで生々しさを最大限に生かすから。それできっと、あんなにキモチ悪いんだと思いました。
って、結局、やっぱり長くなっちゃったよ(笑)。
2008/05/23 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
奇妙な友情って、すてき。「笑の大学」
(エーガや本の感想)
笑の大学
戦時中、ある劇団の脚本家、椿は次回上演予定のコメディ脚本の検閲を受けるために、検閲所(?)にやってくる。彼を迎え撃つのは、カタブツ検閲官の向坂。彼は、笑いを全く理解せず、脚本を書き直せと椿に迫る。椿は毎日、脚本を書き直していくが、そのうち二人の間に奇妙な連帯感が生まれ──。
三谷幸喜の、二人用舞台劇を完全映画化。
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最近、ほんとに見た映画とかの感想ばっかりでスイマセン。でも、この作品についてだけは紹介させてくださぁい……。。
時節にまったく関係なく。単に、なんとなく見直しましたら、ツボにドンピシャきました。わたしこの作品が心の底から好きですわ(笑)。
わたし、舞台バージョンをビデオ撮りしたやつを昔見たことがあります。西村雅彦(検閲官)VS近藤芳正(脚本家)です。その時も、「あ、いい話だな」と思いましたけど。
映画版も、とても良かったです。
タイトルに書いちゃったんですけど。
キモは奇妙な友情なんです。
敵対していたはずの二人が、なんかいつの間にか、良い脚本をつくることに熱中して。奇妙な繋がりが生まれるの。
なんの関係もなかった人たちが、たったの1点でつながっていく、っていう話、現実にもあるけど。そういうのってすごく素敵だと思うのです。
なんていうのかしら。
今まで、何の接点もなかった人たちだから、つながり方が1点だけで。だから、すごくピュアで真摯な繋がりなんです。
だから、ふゆしろ、こういう話大好き。
って、どれぐらい好きかって。自分で書いちゃうぐらい好き(笑)。
拙作の「金曜日、夜空に……」は、まさに、この系統です。「笑の大学」をイメージしたわけはないんですけどね。(失礼ながら、「笑の大学」の内容は、忘れさってました)
あと、話戻って、
この映画では、クライマックスの展開が、また、これ、すごく上手いなあと思いました。
取調室で、二人で大真面目にコメディの脚本を作ってて。最初はすごく笑えるというか、くだらないネタを大真面目にコネコネしてるだけなのに。
それだけでは話は終わらないのです。
笑えるだけじゃない。シリアスな展開になって。最初のころの、くだらないネタが、ラストになると、可笑しいんだけど物悲しくなるという……。まさに、絶妙です。
たった二人の登場人物。舞台は、ほぼ密室。
セリフのやりとりだけだというのに、ドラマとエスプリが詰まっています。
だから、こういうストイックな演劇って大好きです。
舞台や設定に頼らずに、純粋なストーリーと展開で魅せるわけで。この制限された世界がたまらなくいい。
わたしも高校生のとき、演劇部で脚本書いてましたけど。部員の少ない部で、金もない中で、どうやったら面白いものかけるのか。真剣に悩みました。
頭使って、無い知恵を絞らないと。金ない人ない芝居は、面白いものかけないんです。
今から思えば、良い修行になりましたけど(^^)。
ま、そんなわけで。とにかく「笑の大学」は、わたしのツボでして。
ここちよく、刺激を受けました(笑)。
改めて、こういう、よく出来た、ちゃんとした脚本なり、小説を書きたいなあと。そう思いなおしたわけです。おしまい。
p.s.そういえば、この映画で出てくる警視庁は、神奈川県庁で。見慣れた建物に、ちとびっくり(笑)。でも確かに県庁近くは、手軽なのか、よく撮影やってる気がします。
2008/04/29 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
一流の脅しのテクニック 「ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴズ」
(エーガや本の感想)
あのー。聞いたことありますか?
モーツァルトが、病死する数ヶ月前に、見知らぬ男にレクイエムを依頼されるっていうエピソード。
で、モーツァルト本人は死神からの使いじゃないかって恐れをなして死んじゃったという説があるんですよね。(近年では、ちゃんと依頼主がいた? ということになってるみたいですけど)
子供のころにこのエピソードを聞いたわたしは、なんというか超常的な話だなー。怖っ。とか素直に思いいましたけど。
今、この話聞くと、アレだよね。これって脅しじゃんって(笑)。
「さる高名な方のために、レクイエムを作ってください。報酬は後払いですが、高額をお約束します」
っていうセリフは、訳すと、
「さる高名な方が、この金で黙れと言っています。命が惜しかったら、例の活動を控えてください。例の活動というのが何のことを指しているのかは、賢明なあなたならご存知ですよね」
……になる、と。
そりゃモーツァルトも震え上がるわ(笑)。
あとね、もう一つ。
中国との国交正常化をはかるために、田中角栄が中国を訪問して周恩来に会ったときの話。
このとき、田中角栄は日本食で接待を受けたそうです。それで味噌汁の味がね、実家で食べてる味そのまんまだったと。
で、田中角栄は、そのもてなしに感謝した、というエピソードがあるんですよ。
なんか美談のように語られていますが、これも違うだろ(笑)と。
脅しですよね。これ明らかに。
「俺たちは、お前さんの生活圏にいつでも入り込めるんだよ。俺らと話すときは、いつもそのことを覚えておけよ」って意味ですよ(笑)。
お、恐ろしい……。田中角栄は、きっと震え上がったと思います。
さすが中国四千年の脅しの歴史は伊達じゃないです。三国志とかにこんなエピソード無かったっけ??
そんなわけで(?)
今日は、また犯罪映画の紹介です。
上記に関連して、脅しがステキって話もまじえて(笑)。
ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴズ
スコット・マスレン、ダニエル・カルタジローン 他
ロンドンでパブを経営するチョイ悪な若者4人組は、オランダ人から大量のポルノビデオと、ナイスな腕時計を売りつけられる。金にでも換えてみるかと、故買屋に持ち込んでみたものの。実は、それはロンドン一のポルノ王、マフィアのマイアミ・バイスから盗まれた品々だったのだ。
四人組は、慌ててどうにかしようとするが、ナイスな時計だけはどうしても手放せず……。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の、TVドラマ版。スリリングで、ポップでシニカルなクライム・ムービー。
→Amazonでもっと詳しいのを見る
てなわけで、わたしの大好きな犯罪映画のTV版があったので、見ました。
登場人物が、なんとなく一緒で。役者さんは全部違ってまして。4人組のチンピラと、ロンドン一のポルノ王のマフィアボスの話というのが共通点。
映画版と同じように、死人はゴロゴロ出るものの。重たくなくって軽快な犯罪映画です。映画版よりも、街の感じとか家とかが汚く。そこがいい。
スタイリッシュなのもいいけど、ゴチャっとしてて汚いのも好き。
でね。前述の脅しの話とつながるんですが。
マフィアの手下が、ボスに「ビデオを時計を盗まれてしまいました」って報告するシーンがあるんだけど。
まずシチュエーションがカッコイイ。
ボスは、ゴルフの打ちっぱなし場で、縛り上げた男に向かって、ゴルフボールがんがん打ちこんでるの。「お、だんだん近くなってきたかな」とか言いながら(笑)。そこに部下がやってきて。「あの……ボス、実は……」って切り出すんです。
で、ボス。
自分のビデオとナイスな腕時計が盗まれたことを知って。静かに怒りながら部下を見て。話し始めます。
「盗まれた腕時計が、どういう品物か知ってるか?」って。
それで、どういうデザインの時計であるのかとか、自分がどれぐらいそれを手に入れるのか苦労したのかとかそういう話を、とうとうと話し出すわけ。
「このボケ! 死んで詫びろ」とかは、一言も言いません。
時計のことしか話さないの。だから、よほど怖いんですよ(笑)。しかも、別の人間にゴルフボール当ててリンチしながら、です。
ウヒャヒャ、最高です(笑)。やっぱギャング映画はこうでなくっちゃ。
こういう風に、直接的なセリフを言わないところがいいんですねえ。
とくに脅すときはそう。
“言うこときかないと、殺すぞ”とか“お前に危害を加えるぞ”っていう意味を、相手に伝えるのに、ありとあらゆるバリエーションがあって。だから面白い。
だから冬城はギャング映画が好きなのです。
続きもあるので、またミチミチと見ていこうと思います。
ナイスな腕時計については、できれば本編で確認してください。卑猥で笑えます。ちなみに、amazonのレビュー書いてる人の中に、「男4人ぐらいで酒のみながらわいわい見る映画。恋人と見る映画ではないです」と書いてありました。きっと、乳幼児を抱っこしながら母親が一人で見る映画でもないんだろうなあとか漠然と思いました(笑)。
おしまい。
2008/04/18 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
清明節とか、「食神」の話。
(エーガや本の感想)
DVDレコーダーを買ったおかげで。いろいろテレビを録画して翌朝に見ています。
えーとね。「ワールドビジネスサテライト」を毎日と、「ガイアの夜明け」と、「カンブリア宮殿」と……。あとアニメ。
テレ東依存のオヤジみたいですね。はい。オヤジです。
テレ東ないとホント生活に困る冬城です。
んで、昨日のWBSで中国の上海での清明節のレポをやってました。(あ、清明節というのは、中国でのお盆みたいなもので。みんな墓参りに行くんです。4/4か4/5になります)
ちょっと前に、中国の墓を見たことが無いという話をしましたが、いっぱい見れましたよ(笑)。
日本よりずっとデザインが自由な気がする(上海で、富裕層向けだからかな?)。銅像とかになっちゃってるのとか。写真埋め込み型とか。
あと、個人か夫婦で入るのが基本だから、敷地が小さい。日本のみたいにドーンって広くなかったです。(やっぱり上海で都会人用だからかも?)
面白かったのが、墓参り代行サービスというものがあって。遠くで墓参りに来れない家族に代わって墓地の職員が作法にのっとってお参りしてくれるというもの。
日本にも確か似たようなサービスがあったかと思うんですが、上海版は、わざわざその様子を依頼者に生中継で伝えてくれるところがスゴイ。……だったら、本人行けばいいのに(笑)。
ちなみに費用は55,000円で、上海市民の月収の1.25倍だってさ。
中国関連のネタをまとめますが、そうそう。
二ヶ月ぐらい前に、香港で、エディソン・チャン事件がありましたね。
彼が、自分の交際していた女優のヌード写真を、誤ってインターネットに流出させてしまったっていう事件。
エディソン、なんとかビクトリア湾に浮かばなくて済んだみたいですね……。
香港芸能界からの引退宣言をしましたが、あれはどう考えても黒社会から逃げるためじゃないかと。
いや、笑い事じゃないってホントに(笑)。
香港だけじゃなくて、日本だってアメリカだって、芸能界は基本的に裏社会とつながってますからね。エディソンも、そりゃ命が惜しいって。
アレだ。身元不明の遺体が海から浮かんで、エディソンは失踪……っていうオチにならなくて良かったですね(笑)。
彼がそんなに好きなわけじゃないので、他人事みたいなコメントでスイマセン。
んで、最後に。
友人にDVDをもらったので、以下の映画を再見しました。
やっぱ、チャウ・シンチーは面白いわ(!)
食神
チャウ・シンチー、カレン・モク 他
“食神”として料理人界のトップに君臨していた周は、ライバルに嵌められて華やかな世界から追放されてしまう。そして彼は、路地の屋台でうどんを売る女と知り合い、“爆漿瀬尿牛丸”(訳:爆裂小便団子)という新メニューを考案、自分を貶めたライバルに勝負を挑む……。
『少林サッカー』が、“キャプテン翼”なら、『食神』は“ミスター味っ子”です。
→Amazonでもっと詳しいのを見る
チャウ・シンチーは、共演する女優をブスにすることで有名ですが。この映画でも、あのカレン・モクを出っ歯のブスに(笑)。
『少林サッカー』の、ヴィッキー・チャオみたいに、カレン・モクも、ちゃんとラストに美女になるのですが。その美女への戻り方に、当時のわたしは呆然としました。フツー、死ぬよ! みたいな(笑)。
あと、わたしが見たのはたぶんホントに10年前ぐらいで。その時は、中に散りばめられているという武侠ネタが理解できなかったのですね。
今回の再見は、それを確認する意味合いもありました。
日本語字幕に、二種類あってですね。「通常字幕」に、「セリフ完全翻訳字幕」があるの。何が違うって、ニュアンスも正確に訳してるってのもそうなんですけど。後者で見ると、ちゃんと武侠用語に直してくれてるの。
最後に、ライバルとチャウ・シンチーが料理対決するシーンがあるのです。
審査員のオバチャンが、ちゃんと解説してくれます。
「見事な軽功だわ!」とか。(※料理するのに、軽やかに飛ぶ技が必要な理由がさっぱり分かりませんが)
「本来なら49時間煮込まなければならないところを、内功を使うことで2分に短縮するとは……!」って、どんなんだよ(笑)。
「まさか、あれは九陰真経!?」とか。知ってると大笑い。
香港の料理人も、功夫が必要なようです。何しろ、火が無いところでも手から炎を出せるしね。手の平がフライパン代わりになって目玉焼きを焼けるしね。
フラワー(※シンチー作品に必ず出てくる、鼻クソほじってるオカマちゃん)も、ちゃんと居ました。和みました(笑)。やっぱり小指が第二関節に近いぐらいまで鼻の穴に刺さってました。
まだ未見の方はぜひ! 『少林サッカー』や『カンフー・ハッスル』が平気なら、ぜんぜん大丈夫です(笑)。
2008/04/16 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
英雄好漢と、イカレた女たちの饗宴 「天龍八部」
(エーガや本の感想)
そんなわけで、黙っていられない(笑)ので、武侠ドラマ「天龍八部」の紹介です。自分用メモも兼ねてますが、ブログに載せるからには「興味ある人見てくんないかな〜(笑)」みたいな気持ちもあるので、紹介レビューから順を追っていきます。最後にネタバレもしますが、そこは隠します。
■簡単なあらすじ紹介北宋時代の中国。ある契丹人の夫婦が遼と宋の国境付近で山賊らしき者たちに襲われるという事件が起こり、悲劇はここから始まります。
その夫婦の残された遺児で、漢人として育てられて、丐幇
(※乞食の武装集団。実在)の幇主になる男、喬峯。
大理国の皇太子で、平和を愛し武芸の出来ない優男、段誉。
元は孤児で、少林寺の武僧となり深く仏教に帰依する青年、虚竹。
この三人の主人公を中心に、それぞれが辿る物語が奇妙に重なり合っていきます。以下、序盤の三つのストーリー展開を簡単に紹介。
喬峯ルート → 丐幇幇主にまでなったのに、出生の秘密を暴かれた上に、育ての親などを殺した濡れ衣まで着せられて江湖を追われてしまうという、英雄の転落人生ストーリー。
彼の両親を殺した“頭”とは誰? というようにちょっとしたミステリー要素も入ってる。
段誉ルート → 武芸を習得するのが嫌で、国を抜け出したボンボンの坊ちゃんが、偶然、すごい武芸を身に着けちゃったり。偶然、綺麗なオネエチャンを助けてみたりするんだけど、実は遭う女はみんな、父ちゃんの隠し子でした! 実の妹で結婚できないじゃん! っていうストーリー。
段誉のパパ、段正淳は女の敵です。殺害すべきです(笑)。
虚竹ルート → 少林寺の武僧なんだけど、武芸はヘナチョコな虚竹が、偶然通りかかったところでやっていた碁の勝負に割り入って、うっかり解いてしまったがばっかりに邪派の武術──逍遥派の内力を無理矢理インストールされ、「お前が後継者だ!」とか言われ、逍遥派内の争いに巻き込まれていく、カワイソウな坊さんのストーリー。
このあとは本編を見れば、つながりますのであらすじ紹介はここまでで。
この三つの話に、さまざまなビッチやアバズレや、イカレた女たちが絡んできます。
■冬城が笑ったポイント・喬峯が強すぎます。あの人何十万人の敵がいてもOKらしいよ。遼の軍隊と戦うシーンがあるんですけど。一人で何十人も殺してたよ。すごいよ、この人ガンダムだよ、きっと。
とくに降龍十八掌がスゴすぎだよ。キグルミのクマをぶっ飛ばせるし、怪我した女を治癒できるし、ただのお風呂もバブルバスに変身だ(笑)! スゲーよ降龍十八掌。こんなに便利なものとは知らなんだ。
・ありとあらゆるスゴイ毒薬にびっくり。10日後に死ぬ、ぐらいはフツーなんですけど。全身の筋を切られて死ぬ、とか、男女の交わりをしないと目と鼻から血を噴いて死ぬ、とか。ええええ! みたいな毒薬ばっかりです。中には毒を飛ばす奴とか出てくるしな……。
・ストーリー展開的に一番おかしかったのが、やっぱり虚竹ルートの、“無理矢理、武芸をインストール”されるところ(笑)。虚竹が「自分は少林寺の僧なんで、ほんと勘弁してください。別に強くなりたくないです」って言ってんのに、爺さん「わしの70年の修行の成果を受け取れ、ムゥゥゥン!」みたいな感じで、もう無理矢理インストールよ(笑)。しかもご丁寧に「お前が持っていた少林派の内力は、今消し去ってやったわ!」って。元々入ってたものデリートもできるんだ。すごいよ逍遥派。スゴ過ぎだよ。
・虚竹は、その後、逍遥派内の内輪もめバトルに巻き込まれるんですが。96歳のババア(見た目は幼女)と、88歳のババア(見た目は40代ぐらいの美女)が、93歳の弟弟子(見た目はちゃんとジジイ)をめぐって、醜い女のバトルを繰り広げるところが笑えます。お前ら、いい年こいて色恋沙汰で揉めるなよ、みたいな(笑)。
■偏った登場キャラ紹介。すこしずつネタバレ“天龍八部”というのは、仏教経典に出てくる八種の神々や怪物のことで、――天龍・龍神・夜叉・乾達婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩呼羅伽――からなるんだそうで。
この物語では、八人の主要キャラクターがそれぞれの役を担ってるらしいのですが、ぶっちゃけ、どれが誰だかさっぱりわかりません(笑)。
喬峯……
主役1。みんなの兄貴。男の中の男。ホントは契丹人だけど、丐幇幇主でもあり、降龍十八掌の使い手。メチャ強い。死ぬほど強い。しかもイイ奴。ぶっちゃけ、こんなにも男らしいキャラ、久しぶりにみました。文句なしにカッコイイ。
段誉……主役2。
平和主義者でイイ奴だけど、女好きは父親譲り? のちのち三つほど秘技を習得することになるけど、本人言ってるように、みな中途半端。でも、侠気があってイイ奴。弱っちいけど、嫌いじゃないな。
虚竹……主役3。あまりにもパッとしないので、こいつが三人目の主人公とは思いませんでした。
カワイソウな少林寺の小坊主。でもイイ奴。無理矢理、邪派の武芸をインストールされても、仏教の教えを忠実に守ろうとするところがいいね。一見弱っちく優柔不断に見えるけど、こいつも男だと思う。
慕容復……
主役になりきれなかった、エリート坊ちゃん。南のガンダム。とりあえず、船一艘沈めるぐらい簡単。燕国の末裔で、国の復興を成すことに囚われて、いろいろ小賢しい立ち回りを見せる。キレイな彼女もいるのにね。目の前の幸せに気付けないカワイソーなヤツ。
王語嫣……
武術オタクの美少女。従兄弟の慕容復と話をあわせたいがばっかりに古今東西の武術所を読み漁っていて。戦闘を見るだけで、どんな派のどんな武芸がをピタリと当ててしまう。
阿朱……
反則的な変装術を持つ、慕容復の侍女。主役のアノ人とラブラブになることで、ヒロインの座に躍り出る。でもそこはかとなく、うさんくさい気がするのは、たぶんわたしの気のせい。
阿紫……
小悪魔的、毒使いの美少女。毒は使うわ、師匠から宝物を盗むわ、従者の顔を焼くわ、まあひどいのなんの。やり口が薄汚いのがいいよ。この性格の悪さを嫌う人は多いと思うんだけど、わたしは何となく憎めないなあ……。
木婉清……
正統派ツンデレ美少女。孤高の女武侠。でもちょっとS。男に顔を見られたら殺すか結婚するという誓いを立てていて──って、女聖闘士か! “ツン”の時は主人公を意味もなく縛って馬で引きずりまわす怖いお姉さんが、“デレ”になった途端、シャイガールに豹変。カワイイ。すごくカワイイ。
葉二娘……
赤子攫いのサイコちゃん的悪女。フリーランスの悪人チーム“四大悪人”の、二番手。他人の赤ん坊をさらってきて、もてあそんだ後に殺してしまうという悪女。爪長い。メイクが悪の女幹部風。いつもオプションで赤子がくっついてるのがいい。……もっと可愛い女優さんだと良かったかなあー。
天山童姥……
逍遥派の女武侠。96才なのに見た目は幼女。山奥に城を構え、生死府という殺人技でエラい人数の下界の武人たちを支配している。性格悪い。残酷。弟弟子と妹弟子がラブラブなのに耐えられずに癇癪おこしてるとことか、あさましくて素敵。
康敏……
欲張りさんなヤンデレ美女。丐幇の副幇主の未亡人なんだけど、自分の肉体使っていろんな男を手玉にとる、エロ系悪女。けっこうヒドイやつ(笑)。このビッチだけは好きになれんなあ。
梅剣と竹剣……
ツイン美少女剣士。舞台が西洋だったら、きっと戦闘メイド。天山童姥の元部下だが、そのまま虚竹の部下にシフト。虚竹をいじめるヤツには容赦ナッシング。「言うこと聞かないと、目玉をくりぬいて土に埋めてやるぞ」ぐらいはノーマル脅し。
※※
ツンデレにヤンデレに、オタクにいろいろよりどりみどりの中から、冬城の好きなキャラを考えてみました。んんん……。
天山童姥? うん。
天山童姥が好きです。
変な髪形もよいし。(リンク先参照)
修行すると30年若返るわ、若返ると毎日生き血を飲まないといけないとか、若返ると毎回刺客に狙われるとか、もう、それどんなんだよ、みたいな設定のオンパレード(笑)。
生死府の技もカッコイイし、性格悪いし、強いし。
すてきすてき。設定のメチャクチャさがたまりませんなあ(笑)。
(※生死府は、あるものを相手のツボに打ち込む技で、定期的に天山童姥に診てもらわないと、発作を起こして泡吹いて悶え苦しむというスゴイ技)
■冬城のネタバレありの真面目な感想(続きを読む)
って、たいして書くことないんですけど……。
8巻ぐらいのときに、
少林寺で、二人のジジイが因縁対決して、さあ殺しあうぞ! っていうときに出てくる謎の高僧の言葉がすごく印象深くて。
まず諭すシーン。仏教の心があって、初めて武道が成り立つって言うのね。少林寺の絶技は人殺しの技であり、存在はするけれども習得する者は居ない。それは仏の心にふれれば、そんな技を習得する意味がなくなるからだ、と。
おおお、そうだよね、と思って。
これって一般的な悪行と話は一緒で。
現代社会でもさ、お金とか好きな男なり女なり、仕事の成功なり、欲しいものがあった時。悪いことすればいくらでも手に入るわけよ。
でも、実は。
悪いことして手に入れたものって、実際に手にしてみるとゼンゼン嬉しくなかったりするの。
んでやがて手段だったはずの悪行から足を洗えなくなって。自分の欲しかったものを見失っていくんだよね。
「アレッ、どうして俺ってこんなことしてるんだっけ? 欲しかったのってこんなものだったっけ?」ってなるのよ。
だから、仏の教えを知らずに習得した少林寺の秘技など意味がないという言葉は、ぐっときたです。ほんとその通りだと思う。
険しい山は自分の足で登ってこそ価値があるというかね。
そういったことをとうとうと話して、それで二人の仇同士が自分のあさましさを悟り、仏門に入るところは、ちょっと共感してしまった。
「民が塵なら、君主も塵」って、ほんとその通りだよね。
それはそうと、ここで父ちゃんが亡国の復興の意味のなさを悟るのに、息子はそれが分からなかったわけだよね。せつないね。
でも、ヤツは自分でそれを選択したんだから、ヤツの結末は選択の結果だよね。
金庸の小説のキャラってわりとみんなそうだけど、
ちゃんと選択の機会を与えられてるところがいい。
ヤツも、何度も幸せな結末を得られる選択の機会に恵まれてるの。
でも、ヤツはそれを選ばず、自分を慕ってくれる女を捨て、友人を裏切ったわけだから。
悲惨な結末を迎えるのは必然だよね。
こういうところが好きだなあ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
というわけで、まとめ。
天龍八部。見応えばっちり。重厚な大河ドラマでした。
イカレたビッチを見たい人はコレ。
イカレたオヤジたちを見たい人は、
「射雕英雄伝」を見てね♪
2008/04/07 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
どうしようもないマンガの話、二本立て
(エーガや本の感想)
いやね、実はようやくDVDレコーダーを購入したのです。へー、こりゃ録画が楽チン。ちっと高かったけどいい買い物したわ。
そんなわけで、ダンナが土曜出勤だったので、さっそく、しゅごキャラとケロロ軍曹とリボーンを連続録画しておいてやる(笑)。今朝、見た。おおお、よく撮れてる(笑)。
でも、なんで、しゅごキャラ? ……まあ、つまらなくはないし、どちらかというと不覚にも面白い気がする、しゅごキャラですが。でも録画するほどかなあ???
そんなわけで、以下の漫画もアニメ化されまして。深夜帯はけっきょくぜんぜん見られないので。さっそくDVD録画してみた(笑)。
仮面のメイドガイ(1)
赤衣 丸歩郎ふははは、ご奉仕してやるぞ、ご主人! みたいな漫画です(笑)。オタ友が、漫画を貸してくれたので4巻ぐらいまで読みました。
いい感じに不健全カラーが漂ってます(笑)。まあ微エロ程度?
地方財閥の末裔になっちゃった女子高生に、祖父がメイドをつけてあげるという話なんだけど。女子高生が好きな異性のタイプが“男らしい人”だったので、祖父が男らしいメイドをあてがいましたという、そういう、どうしようもない(笑)話。
アニメは、けっこう笑えましたよ。
すいません今は、TVKでしかやってないので、たぶん見られるのは神奈川周辺だけです。人気出たら全国展開するだろうから、関東圏以外の方は、それを待ってね♪ (えっ? 待ちませんか、そうですか……)
そして、引き続き、どうしようもない漫画を、ダンナが買ってきてくれたので読む。
デトロイト・メタル・シティ(5)
若杉 公徳メタル系の音楽やってた身なんですけどね。でもこの漫画は笑えるので好きです。ふゆしろ下品なので、こういう下品なネタの漫画大好きですよ(笑)。
主人公のバンドが所属するレコード会社の、女社長がサイコーです。
1巻のころからアバズレでビッチですが、今回もサイコーです。
全世界のビッチ好きのハートをがっしりキャッチしてますね。ふゆしろもがっちりキャッチされました(笑)。
新たな敵(笑)の登場にビビる主人公を説得するシーンが、ステキでした。
主人公:「僕は、そんな恐ろしい人と関わりたくないです」
女社長:「確かに、ヤツは邪悪で獰猛。人間以下のクソゴミ野郎」
主人公:「だから僕はそんなクズみたいな人とかかわりたくない……」
女社長:「クズなら負けてねぇだろ、自信持ちな!!」
女社長:「(略)お前はクソゴミ以下のゲロカス野郎。全くヤツに引けを取っちゃいねえよ」
女社長:(照れたように煙草を吸いながら、)「……チッ、褒めるのはなれてねぇ。テレるな」
……照 れ る な よ(笑)!!
6巻が楽しみです……。
2008/04/06 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
武侠ドラマでリハビリ。「天龍八部」
(エーガや本の感想)
あ、まずは拍手からコメントくださったお二方へ。
すいません冬城ホントに大丈夫です。やっぱ前回の記事、不幸自慢になっちゃったかな(泣)。失礼しました〜。それなりにダンナとの関係も、ぼちぼち元通りです。いやそのまあなんだ愛し合ってるので(笑)これぐらいの危機は乗り越えられます。
ありがとうございました(^^)。
そんなわけで、まあまあ子育ての要領がわかってきたので、精神リハビリのために武侠ドラマをぼちぼち見始めました。「天龍八部」であります。
以前も、仕事が忙しすぎて元気なくして風邪引いて寝込んでたときに「笑傲江湖」を一気見したらずいぷん元気になれたので、今回もあやかろうかと……。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -ちなみに原作は未読なので、ストーリーさっぱり知りません。とりあえず主人公っぽいやつがいっぱい。群像劇風なのかな。いつもどおり、一話一話の内容が濃すぎて、見応えバッチリ。
のっけから、善良な契丹人武侠が山賊?に襲われるシーン。剣圧で岩山に穴が開き、剣をひと凪ぎすれば5人ぐらいがふっとび、槍で襲われれば数人分のをまとめて脇で挟んで折った上、その槍の先をなげて5人ほどを一気に殺害したり。
もう大笑い(笑)。
すいません、もうあなたがメチャクチャ強いのよく分かりましたから、もうカンベンしてくださいと言いたくなるぐらいのメチャ強さ。
だから好きさ。武侠ドラマ。
小説で読むのも面白いんだけど、やっぱ映像で見るともっと面白いなあ。ふゆしろはやっぱりビジュアル派です。
あと、素敵な美女がたくさん出てくるんですが、一人としてまともな女性が居ない……。
主人公が、悪漢に捕らわれた娘を助けるため、その両親のところに助けをもとめにいくシーンがあるのですが、ママの反応が圧巻でした(笑)。
ママ、綺麗で清楚な女性なのに。
主人公が「悪漢たちは、娘の命と引き換えに毒の解毒剤をよこせといってるんですが」
ママ「そんなの必要ないわ。娘を返さないなら、相手を殺すまでよ」
って、彼女が手をかざすと、ぴゅーって剣が飛んできて武器装備、みたいな(笑)。
なんでそんなに物騒なの(!) 悪人も真っ青だよ。
……いやいや、まてまて。今まで冬城が見た武侠ドラマでも、まともな女性の方が珍しいと思うので。ママの反応はデフォルトかもしれません……。
主人公がたくさんいそうなドラマなので、まだよく分からないのですが、段誉っていう武術できない王子様キャラと、孤高の悪の女武侠のカップルがなかなか良いです。
ラブラブになると途端に弱くなる彼女が良いです。(さっきまで、あんなに強かったのに……。とりあえず10人ぐらいの刺客を惨殺してたよね? みたいな)
イチャイチャしてるシーンでも、「嘘ついたら殺すわよ」って。アンタほんとにやりかねないよ(!)。いいのか、こんな女でいいのか、そりゃ可愛いけど、殺されかねないぞ。
男は度胸、女も腕っ節、みたいな。
そんな武侠ドラマが、ふゆしろは大好きです(笑)。
(※今回の紹介は、全40話のうちの3話分しか語ってないです)
2008/03/13 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
地味で、とっても丁寧な恋愛映画でした「忘れえぬ想い」
(エーガや本の感想)

わぁ、嬉しいな、嬉しいな。“反逆のルルーシュ”が先が気になるので、誰か結末教えてくださいってこのブログに書いたら、ホントに結末教えてくださった方がいて。
うわーい。ブログやってて良かったなあ〜。ありがとう! Sさん。ほんとに助かりました〜。話聞いて、やっぱり見なくて良かったと思いました。ちょっとその展開わたしにはキツイです。気になるけど、見たくないところでした。
あと、リボーンの件も、同意ですか(笑)。同志がいてよかったですよ。……ね、バイオレンスじゃないよね、今のリボーンってさ。物足りないよね〜。
ホントーにありがとうございました。恩にきます(^^)!!!
それはそうと、妊婦生活も、だいぶ落ち着いてきまして。本日は以下の映画をDVDで見てから歯医者行ったりベビーベッドを組み立ててみたり。自分の部屋の本棚の整理を始めたり……。
だんだん巣篭もり現象が起きてきました(笑)。助産婦さん曰く、女は出産が近づくと、自分の巣をきちんと整備したくなるものだそうで……。はあ、まあ確かにそういうものかもしれません。
昨日は、マタニティヨガ教室に行ったんです。そしたら、「あなた足がフワフワよ」とか言われてしまいました。「ぜんぜん歩いてないでしょ」
ハイ。その通りです(泣)。
そんなわけで、今日は片付けに忙殺されたので、明日はちゃんとしっかり歩きに行こうと思います。
で、前置き長すぎな感じで、今日観た映画紹介。懲りずに香港映画。
忘れえぬ想い
(2006/07/25)
セシリア・チャン、ラウ・チンワン 他
婚約者のマンを事故で亡くしたシウワイは、彼のことがどうしても忘れられず、彼の連れ子のロロを引き取って女手ひとつで育てていこうと決意する。さらに彼の仕事──バスの運転手を引き継いで、我流でやりはじめてしまう。
一方、マンの同僚だったファイは、そんなシウワイのことが次第に気になり、見かねて彼女に仕事のやり方などをアドバイスしはじめる。マンの連れ子のロロの面倒を見たりするうちに、やがて二人は惹かれあっていくが……。
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これは、ナカナカ良かったです。わたし恋人とか伴侶が死んじゃうネタ好きだしね。ツボだしね(笑)。
でもそれを差し引いても、とてもよかったです。何がって、つくりやセリフがすごく丁寧。演出も丁寧。二人がだんだん惹かれていく過程も、ものすごく自然。無理がない。
地味ですが、良い映画でした。
わたしがオススメする香港映画って、B級テイスト漂ってるもの多いですけど。これはB級じゃないです。かなりちゃんと正統派の恋愛映画でした。
でね、何が一番良かったって。ラウ・チンワンです。
この方、日本の役者で言ったら、蟹江敬三みたいな位置づけの人なんですけど。正統派美女のセシリア・チャンとね、ラウ・チンワンっていう冴えないオヤジのラブロマンスだから、いいんです。
死んじゃう婚約者の男は、ルイス・クーなので、イケメン系なわけですよ。それで、次の男もイケメン系だったら興ざめだって。ラウ・チンワンみたいな、性格俳優系のオヤジが主役だからこの映画、すごくイイなと思いました。
近所の個人経営系のレンタル屋で借りてきたんですが、いいモン仕入れてますね〜。また何か探してこよっと。
2008/01/16 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
こりゃ良質のSF映画ですわ 「サマータイムマシン・ブルース」
(エーガや本の感想)
副業でいろいろ店のHP製作を請け負ってるわけですが、次はキャバクラです。わたしにその指示を出しているのは、ごく普通に事務仕事をしているオバちゃんで、50代後半の方なんですけど。その方と本日電話でお話したんですよ。
彼女曰く「あのお店って、一時期、なんていうのかしら、アキバ系になったことがあるのよ」
わたし「アキバ系? ですか?」
オバちゃん「お姉さんたちがエプロンとかつけて、えーと、ほら何ていったかな……」
わたし「ひょっとして、メイド、ですかね?」
オバちゃん「ああ! そうそう、それそれ。メイドカフェっていうやつよ。ランチとかやってたらしいわよ」
あれぐらいの年代の方には、メイドってすぐ出てこないのか、とちょっと新鮮なオドロキでした。しかもアキバ系でひとくくりにされてしまうのか、と(笑)。
そんなわけで、全く脈絡なく、DVDで面白い映画を見たので、後半はその紹介です。
サマータイムマシン・ブルース
(2006/02/24)
舞台は、ある大学のSF研究会。SFなどに全く興味のない部員たちは、クーラーのリモコンを壊してしまい、部室のエアコンを付けられなくなってしまう。どうしよう、と困り果てる部員たちの前に突然現れるタイムマシン。25年後の未来からやってきたという彼の話を聞くうちに、部員たちは壊れたリモコンを取り戻そうと、昨日へとタイムスリップすることを考える。だが、事件はそれだけでは終わらず……。
ミニマムな日常から、見事な着地点を見せる青春グラフティ風、本格SF映画。→商品詳細を見る
基本、ふゆしろがここで紹介するものはオススメ映画なわけですが、うん。これ面白かった。
エアコンのリモコンを取り戻すために、たった一日のタイムスリップを試みるというアホな話なわけですが。期待していなかった分、余計に引き込まれましたねえ。
演劇系でバリバリ芝居作ってる方が、脚本を書いたのですね。なるほど、どうりでストーリー展開がたくみなわけだ。。
タイムスリップとか、時間旅行ものって。なんかストーリーが壮大になりがちじゃないですか。歴史が変わっちゃうとかさ、世界を救うとかさ、死んだ身内を助けるとかさ。
でも、この映画、めちゃくちゃ等身大なんですよね。壊れたリモコン取り戻す、だもの。
それなのに、きちんとストーリーに整合性が取れていて。未来は不確定だからとかそういうオチに逃げないの。パズルを組み合わせるみたいに、かっちりと全てがハマるのね。
こりゃ上手いです。脱帽。
コメディに見せかけた本格SFで、きちんと考えられてますねえ。タイムスリップ・タイムパラドックス系のネタが好きな方はぜひ見てみてください。
うちのダンナは、とくにそういうネタ大好きなんですけど、えらい気に入ってました。
確かにハリウッド系の時間旅行ものって、現在が変わって、ハッピーエンドみたいなもの多いかもしれない(笑)。
(……って、わたしが連載小説で書いてる「トリップ◎ブラザーズ」も、時間旅行ものっぽいところありますけどね。
でも、弁解みたいですけど、あの話の中では、時間よりも次元が重要な概念でして。
主人公は時間旅行をしているわけではなくて、無数に存在する世界を飛び越え続けているということなんですよね〜。(すでに一話使って、その話を延々と書きましたけど)……。ってまあいいや。)とにかく、ちょっと冬城、最近邦画をいろいろ見ようと、強化月間中です(笑)。
2008/01/10 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
今年のふゆしろ的映画ベスト
(エーガや本の感想)
なんか時間があっていい感じです。溜まったDVDとかゲームをチマチマとやろうと思います。。
それはそうと、で、唐突ですけども、冬城が今年見た映画のベストでも書いときます。ヒトサマのサイトを見ていて。あっ、そうだ書いておかないと思ってしまいまして……。
いちおう下記のベスト3は、映画館で見たものなんですが……。うーん。一般的な時期にやってないものも含むし、そもそもわたし今年ぜんぜんロードショー観にいけてないんですね。だからホントに個人的なランキングです。
 ゆれる | →NO1はこれです。邦画をマイ・ベストに持ってきた年は、映画ファンになってから初めてのことじゃないでしょうか(笑)。 でも、ほんとにスゴイ作品でした。コレ。もうびっくり。観たあとに一緒に見に行った人と「あのシーンの意味はこうじゃないか」とか、「あのセリフの意味は実は……」とか、そういう話ができる作品ってスゴイ好きです。見る人の想像力をかきたてるんですよね。 後味はわるくないので、未見の方はゼヒ。
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 鐵三角 TRIANGLE | →で、NO2は香港映画ですよ。イベント時の上映なので今からすぐ見られなくてスイマセン。これも一位に選ぼうかどうしようか迷うほどのステキな映画でした。 香港の大御所監督3人が、一つの物語をそれぞれの手法で辿っていくもので。バトンを受け渡すように演出と展開が変わっていくという世にも珍しい手法で撮られている映画でした。 とくに最後のジョニー・トー監督のパートが最高でしたよ。もう大ウケ。この映画が日本で一般公開されなかったら日本の映画界もおしまいだと思います(言いすぎ?)
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 エレクション 黒社会 | →NO3には、すいません、ジョニー・トー作品です。だって好きなんだもん。心酔してるんだもん。 香港の黒社会を扱った映画ですけど。銃撃戦とか一切無くて、すっごい地味なんだけど。犯罪結社の後継者争いの話です。たまにヘンテコなノリになったりするトコも良いです。唐突なバイオレンスも良かったです。 これを2月に見て、その後銀幕さんで香港ノワールを、たらたら書くようになるわけですが、今年は冬城にとっても香港映画(それもバイオレンス方面)に回帰した年だったですねえ。
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すいませんねえ。最近はホントにアジア方面への傾倒が激しくて。冗談抜きでシネコンでやってるようなハリウッド映画、一本も観てないです。(時間がなかったのもありますけど……)
あ、イギリスの映画はちらちら見てますよ。当然。オカマちゃんが老舗の靴メーカーを助ける「キンキー・ブーツ」もかなり良かったです。
で、番外編〜。
お父さんが娘のために頑張っちゃう映画、東西2本で。どっちもベスト3に入れようかどうしようか迷うほど気に入った映画です。
 イギリスから来た男 |  フライ,ダディ,フライ |
どっちも数年前の公開作品で、今年になってから今さらDVDで見たわけですが。面白かったですよ。毛色が違うんですけど……。
「イギリスから来た男」は、感想にも書いたけど、わたしラストで号泣しましたよコレ。お涙頂戴ではない泣かせ方が好きですね。
死んだ娘のために復讐しようと頑張っちゃうお父さんの話。かなりハードボイルドです。
「フライ,ダディ,フライ」の場合は娘は死んでないです(笑)。なんかボクサー崩れの同級生の男子の機嫌を損ねて、顔をグーでボコボコに殴られちゃって病院送りにされちゃうのね。
んで、お父さんは、娘の復讐しに男子高校生のところに行くんだけど、それがたまたま人違いで、お父さんボコボコにされちゃうんだけど、事情を聞いたその高校生にケンカ指南を受けて、頑張っちゃう話です。
ケンカ指南がけっこうリアルなのと、男子高校生のお父さんとの友情が良かったです。なんか良いよね。こういう男の友情って。
んん、そんな感じですかね。
相変わらず自分の好きなものしか観ないタチで、いつも偏った作品の感想しか書かないんですけど。。来年も気の赴くままに観た映画とかの感想をたらたら書いていきますので。
良かったらお付き合いくださいませ。
2007/12/30 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
ちょんまげのワルも好きです。木曜時代劇の話。
(エーガや本の感想)
小田原城のウメ子が還暦だそうで。彼女の還暦を祝う展覧会やってると神奈川新聞のサイトに載ってました。あいつ、ウメ子って名前だったのかと初めて知りました。還暦ってことは60才か。スゴイな。

で、なんの脈絡もなく。今日はだらだらと木曜時代劇とかの話です。
今、やってる「
風の果て」が面白くてね。いいですねえ。うっとり。
この藤沢周平の地味さが好きです。冬城はあまり時代小説詳しくないんですけど。たまにポツポツ読むぐらいなんですけどね。
金曜時代劇のころから、NHKのこの枠のドラマ、けっこう楽しみに見てました。
今やってる「風の果て」は、貧乏藩士の息子で、同じ道場に通っていた四人がそれぞれ出世したり人斬りになったりして運命に踊らされていく話なんですけど。
前回の放送で、佐藤浩一演ずる主人公(中老)が、自分を裏切って筆頭家老になっていた旧友の仲村トオルを、追い詰めるシーンがあってですね。最高にカッコ良かったです。
みんなも殿様も見ている表舞台で、理路整然と言葉で相手を追い詰めていくシーンとか、法廷ものとかに通じるところがあって。そういうの、めちゃくちゃ好きなんですよね。カッコイイ。クールです。
主人公はきちんと勝つんだけど。なんかそれが空しい勝利になってしまうところもいいです。
シブいよ。NHKの時代劇。
たまに、CGがチャチくてカッコ悪かったりもするんだけど、基本的にこの枠は地味で味のある話が多くて好きです。
あとは記憶に残ってるのは、「
秘太刀 馬の骨」と「
次郎長背負い富士」ですね。出てくる役者もシブいしカッコイイ。
前者の「秘太刀 馬の骨」も藤沢周平原作ですが、これもなんかエンタメばりばりで、すごく好きでした。
前の家老を暗殺した謎の秘剣の使い手を捜すために、現在の城代家老が甥っ子の剣客を江戸から呼び戻して犯人探しをさせる話なんですけど。
この家老がワルで。甥っ子も一見、ワルなんだけど。実は偽悪者なの(笑)。単に不器用なだけのイイ奴で。この偽悪者っぷりが良かったです。
わたし、偽悪者に弱いもので……。
で、さらにワルの城代家老が、ほんとに悪い奴なのもよかったです。悪人はこうでなくっちゃ、みたいな。
あっ、いけね。あともう一つ。
あの伝説の金曜時代劇の話、しなくちゃ(笑)。
半村良原作の、ばりばりのSF作品です。でも時代劇。
まだそんなに売れてないころの阿部寛が主人公。でも時代劇。
「
天晴れ夜十郎」っていうんですけどね。ちょっと古過ぎるよね。知らないよね。
わたし大学生ぐらいの時に確か見てたかと思うんですけど。えらいハマッてしっかり見てました。もっさり頭の浪人の阿部寛、カッチョイかったです。
あの時代劇はすごいインパクトでした。
現代から記憶を失ってタイムスリップしてきた弁護士が、江戸の悪をばっさばっさと斬る話です。本当です(笑)。
ちなみにその主人公が阿部寛ね。ホントウダヨ。嘘ついてないよ。
で、悪の城代家老が石橋蓮司なの。メチャクチャかっこいいよ。ホントにワルなんだもん。でも実はこいつも現代からタイムスリップした男で、阪神ファンなの。
びっくりだよ。
乗り込んできた主人公に酒を勧めながら、「ククク。野球だったらお前はどこのチームが好きだ? 俺は阪神ファンだ」とか言ってるの。時代劇であんなセリフが聞けるとは思いませんでした。しかもNHKで。
DVD化しないかな。。もう一回見たいよ、アレ。
2007/11/24 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
チェブラーシカと粘土系アニメの話
(エーガや本の感想)

ドイツに二週間ほど旅行に行っていた姉から、この写真のようなジュースをもらったのですが。怖くて飲めません。
今、ドイツでは、こんな風にロシアの商品がコンビニにいっぱい並んでいるそうです。チェブラーシカですよ。チェブラーシカ。
ドイツでも流行ってるらしいです……。
ウチの姉はオタクではないのですが、粘土系アニメがとても好きなのです。ピングーとか。ウォレスとグルミットとか。
それで、わたしが、以前この「チェブラーシカ」のDVD借りてきて見せたら、とても気に入ったようです。
それで、現地で見つけたこのジュースをドイツ土産だといい、くれたんですが。まず、何味なんだかさっぱり分からず。怖くて飲めません……。わたし一応、大学のとき第二外国語はドイツ語にしてたハズなんですけど。さっぱり読めません……。見た目からしてアップルでしょうか。。
で、粘土系に話戻るんですけど。
わたしはやっぱりイギリスのブラックなジョークが入ってるものが好きなので、好きな粘土系はダンゼン
「ウォレスとグルミット」ですね。
とくに2番目の
悪の強盗ペンギンと戦う話が一番好きです。
この悪党ペンギンが、クールな上にカワイくってサイコーです
(画像こちら)百発百中の銃の腕前といい、銀行への侵入手口のクールさといい、変装のワザといい、もうタマラン。
クールで無口な男、グルミット(※犬だからセリフ無い)との対決も見どころ。クレバーで多くを語らないペンギン(※ペンギンだからセリフ無い)にシビレます(笑)。
なぜかこの粘土系アニメというやつは、やたらとお国柄が出るので、そこんところも見所です。アメリカが舞台だったら、ウォレスとグルミットの魅力は半分以下になると思います。
そんなわけでチェブラーシカ。
チェブラーシカ
エドゥアルド・ウスペンスキー、ロマン・カチャーノフ 他 (2002/03/21)
ビデオメーカー
1.ワニのゲーナ/2.ピオネールに入りたい/3.シャパクリャク/4.チェブラーシカ、学校に行く この商品の詳細を見る
お国柄ばりばりです(笑)。
冷戦時代のソ連の作品なので。もう、なんていうか。ドキドキです(笑)。
ストーリーは、南の国からやってきた得体の知れない生き物チェブラーシカと、動物園に勤務しているナイルワニのゲーナとの、楽しい毎日、みたいな感じで。
大変けっこうな児童文学的ノリなんですけど。
2話目からしていきなりドキドキ。
「ピオネールに入りたい」チェブラーシカとゲーナが、街で行進しているカッコイイ男の子たち「ピオネール」を見て仲間に入れてもらおうとするんだけど、最初は断られて……という話。
ピオネール? って何?
一見したところボーイスカウトみたいなものに見えるのですが……。
……姉がさっそくロシア語辞典で調べてくれました。
“共産党員を育成するための青年団”
……。
二人してちょっと固まってしまったです。
しかも、チェブラーシカが入隊を断られる理由が、「行進が出来ないから」(笑)。
行進ができないとピオネールに入れないのです。
姉と二人で爆笑してしまいました。
共産圏ネタ、すごい好きなんですけど。
やっぱロシアはネタとしてタマランです。
ほかにも、なんか意地悪婆さんみたいなキャラクターが出てくるんですが、どうやらこの人、元KGBのエージェントっぽいんですよ。
何この、子ども向けアニメと思えないハードな設定(笑)!
一見、かわいらしい児童文学アニメに見えるんですが、かなりイカしてます。本人たちがマジで、作ってるところが、なんともいえません。
もう一人の主人公、ワニのゲーナの趣味もロシアっぽくて。アコーディオンなんです。なんてゆうか……トランペットとかさ、もっと明るい楽器にしようよ、みたいな(笑)。
そんで、彼の弾く歌もこれまた大変ロシアっぽくて。短調の暗い歌なんですよね。楽しい話のはずなのに、なんか物悲しい歌で、涙を誘うんですわ。
なんでロシアの歌って、歌詞が「線路」とか、「草原」とか、「どこまでも」とか、荒野っぽいのかな。
シベリア鉄道に乗って楽しい旅行に行く話も、話題が水質汚染ネタになり、なんとも物悲しいアコーディオンの音色とベストマッチ(笑)。
なかなか見所とツッコミどころのあるアニメです。何も考えずに見てもカワイイですけどね。
ひとまず、海外の粘土系アニメは大人が見ても楽しいものが多いです。お勧めです。
2007/09/29 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
良質のミステリ映画でした「傷だらけの男たち」
(エーガや本の感想)
銀幕さん、ちょっとドメイン関係がトラブッてたみたいですけど。復旧できて良かったですね。
事務局様からメールをもらったときに「ドメインが、」と言及があったのでサーバーの方ではないと推測ついたので、わたしは安心して映画を見に行ってしまっていましたよ(笑)。
さて、そんなわけで本日観にいったのはこちらです。

「
傷だらけの男たち」。なかなか面白かったですよ。
金城武効果か? 今調べたら、ちゃんと全国でやってますね。シネコンで観れますよ。みなさんぜひ(笑)。
で、今回のわたしの先入観ポイントは、
1.「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ+アラン・マック
2.金城武とトニー・レオンの刑事モノ?
3.サイコサスペンス?
……ですが、中身は「本格推理モノ風ドラマ」でした。
恋人の自殺で絶望し、アル中になった元刑事(金城武)が、元上司(トニー・レオン)が容疑者扱いされてしまっている殺人事件を追う話です。
なんか意外に金城武の捜査が地道で堅実なのが、とても好感。
あと、出てくる人たちが基本的にアッパークラス(上流階級)なので、生活風景やらマンションやらの描写がほとんど日本と変わらず。食事風景も日本と変わらず。そのへんちょっと興味深かった。
(お茶碗、手に持ってゴハン食べてたしね。中国本土では茶碗を手に持つことは下品とみなされるので、食器を手に持つことってあまりないのですが。まあ香港だからなのかなー。金城武は日本人だしなあ)
トニー・レオンは相変わらず影のある役は上手いですね。「インファナル・アフェア」の時のトニーは最高でした。今回もなかなか良いです。
なんていうのかな。アンディ・ラウみたいに硬質な感じじゃなくて、トニー・レオンは軟質な感じってーの? 深みがあるってーの?
……あと、ヒゲがあった方がわたしは好きです(笑)。
金城武は相変わらず綺麗です。なんか、ミーハーみたいなのでこういう言葉使いたくないけど。でも綺麗だと思う(笑)。「LOVERS」の、雪原で戦ってる時も綺麗だったけど、今回もアル中だけど綺麗だわ。
ちなみに、この映画ハリウッドでリメイク決定で、またディカプリオ主演だってさ。フーン(笑)。なんか観る気もしないな。
あと、敬愛するジョニー・トー監督の「
ブレイキング・ニュース」もハリウッドでリメイクされることになったそうで。
なんだか最近は、香港映画をハリウッドで西洋人俳優でリメイクするのが流行ってますね。まあ、脚本がいいからなあ。にやにや(笑)。
みなさん香港映画はいいですよ。大作映画に飽きちゃったアナタに、刺激と衝撃を与えてくれます。セオリー通りにいかないこの面白さ(笑)。
内容がデコボコしてるから面白いんです。なんかはみ出しちゃってトンガッてるからこそ意表を突かれて面白いんです。
韓国映画みたいなプロモーションは必要ないんですけど、中国の映画がもっと日本に受け入れられれば、公開される映画館も増えて良いのになあ(泣)。
と、ネットの片隅でグチッてます。
2007/07/28 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
超正統派B級映画「スパイダー・パニック」
(エーガや本の感想)
スパイダー・パニック
(2002年劇場公開作品)
冬城評価:★★★★
アメリカのとある田舎町。偶然川に流れ出した有毒廃棄物の影響を受け巨大化したクモたちが、住民たちを次々に襲う。それに立ち向かうのは、クモオタクのひきこもり少年と、美人ママ保安官と、彼女に思いを寄せていた鉱山経営者の息子とかまあとにかくそんなの。近年まれに見る超正統派B級映画。
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久しぶりに映画紹介(笑)。
超正統派B級映画でした。いやー。非常に面白かったです。
お約束。王道。油積んだトレーラー来た! とか、やっぱりここは爆発デスカ! みたいな、ちゃんと観客にツッコミの機会を与えてくれる良質のパニック映画でした。
つまらなさそうに見えますが、劇場公開当時けっこう評判が良かったので、見てみようと思っていたのです(笑)。
前評判のとおり、実に面白かったです。
何でなんすかね。ありがちな設定のオンパレードなのに、面白いんですよね。演出の上手さなんだろうな。それから登場人物の立ち位置が“適度”で、このB級パニック映画の主題をつぶさないほどに、適度にラブロマンスが入れられてるところの塩加減がいいんだろうと思います。
話ちょっとズレますが、先日、ガメラがテレビでやってたので少し見たんですよ。そしたら同じように思わず見入ってしまったのですね。ガキどもの演技というより演出なんですわ。シーンカットの取りかた。どこから映すか。アングル。間。……みたいなね。
映画はストーリーそのものじゃないんだなあとしみじみ思う次第です。
ちなみに本作品に話戻りますが、
こんなアホな話なのに、登場人物が真剣っていうのはすごく重要なことで。これギャグの基本です。巨大グモに襲われて食べられちゃう! ってときに本人たちが真面目で、真剣でないと観客が面白くないのですよ。
こういうところを、はき違えると、ただのつまらないC級映画の出来上がりです。
本作ではラジオDJの黒人のお兄さんが、個人的にいい味出してると思いました。陰謀論者でキチガイなのに「俺はエイリアンの侵略から人類を守る!」って、主人公を助けるためにクモの群れを自分に引き付けて猛ダッシュするトコなんかドキドキしてしまいました。や、やべえ! カッコイイとか迂闊にも思ってしまいました(笑)。
オススメです。何も考えずに明るく笑って見れます。
(あ、「トリップ◎ブラザーズ」の新しいのにコメントくださったkiさんありがとうございます(^^)。こんな映画紹介のあとにお返事だとナニがアレかと思い、もちっとお時間いただいてからお返事しますね。私事の件についても祝っていただいてありがとうございました)
2007/07/16 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
最近DVDで見た映画(+お返事)
(エーガや本の感想)
今週はいろいろ書くものがあるので、ブログの更新は滞りそうです(笑)。ですので最近ちまちまと休日にダンナと二人で見ていた映画をダラッと紹介。
うん。そーなの。これを見たの。
「ラブ・ミー・テンダー!」だよ。いいよね。「ラブ・ミー・テンダー」。こんな必殺技があったら絶対に使うよね。でもプレスリーっぽい格好とか、せめてフリンジ付きのジャケットとか着てないと、くらった敵が死なないかもしれないとか思った。
ちなみに内容は、意外にも、とても地味でした。老人ホームで実は生きていた老プレスリーとミイラが戦う話なんですけど。プレスリー、若返ったりしないし。面白かったけど、ちょっと期待していたようなバカ派手なノリは無かったかなー。
休日に愚兄が家に遊びに来たので、コレを見ました。ウチの愚兄はホラーとカンフーが好きなので、カンフーの方でそろえてみました。……これムエタイだけど(笑)。
トニー・ジャー(主演のムエタイ兄さん)ものを見たのは二本目なんですけど。なんか確かにアクションすごいんだけど、たまに意味のないアクションがあってアレなのと。
あと雑魚がほんとにトーシローなので、メチャ強いトニーがシロートをボコボコにしてる感があって。うーん。
燃えてる寺院で、刀使う中国人と戦うシーンがあるんだけど。あのチャイニーズの動きがヤバかったね。いい感じにモノホン武道家風でよかった。
あの足運びに、鋭い間合いの詰め方がステキ。うっとり。
うっかり立ってると鼻落とされそうみたいな、鋭い斬り込みがステキでした。
ああ、それからいかにも暗殺拳使いそうなチャイニーズが出てくるんだけど、実際には使わなかったので、悲しかったです。
でも、それはそれとして、ムエタイ兄さんの最初の殺陣のシーンがスゴクて。いきなりヤクザの事務所に拳一本で乗り込んできて。全員ぶちのめすわけですけど。バイオレンスぶりがけっこう良かったです。
まあなんだかんだ言って、けっこう面白かったです。
んで、最後にコレ。
すっきり一時間半しかなくって。後味さわやか。面白かったー。
でも剣の描写とかすごいマニアックなんだよねこの映画。わたしも隣で解説してくれるダンナがいなくちゃ分かんなかったもん。
拍手&メールフォーム御礼
■5/20に、「あかいくつは、バレエに向かない」に“いいんじゃなーい?”ボタン押してくださった方へ(続きを読む)
ありがとうございます。たぶん今回のポチッとなボタンはみんな同じ方だと思うのです。うわああ一気に読んでいただいてありがとうございます(^^)!
しかもこの「あかいくつ〜」は、わたくし特に気に入っております。テクに走りすぎだって言われたけど。
■5/20に、「煙草と少年」に“グッときた!”ボタン押してくださった方へ(続きを読む)
てなわけで、引き続きありがとうございます(^^)。フツーのヤクザの方ですね。ヤクザなりに人死に出てます(笑)。
ここ最近は、ハードボイル度低いんですけども、ローテーション回ってきた感があるので、また書くかもしれません。うそつきでいいでしょ(笑)?
■5/20に、「ネイルアートと車椅子バスケット」に“いいんじゃなーい?”ボタン押してくださった方へ(続きを読む)
ありがとうございます。キミョーな風味を狙ってみたんですけど、なかなかキミョーになりきれない自分が悔しいです。もっと精進します。。
■5/20に、「パブ・オールドファッションド」に“ニヤリ(笑)”ボタン押してくださった方へ(続きを読む)
ありがとうございます。実は現在連載中のトリップ◎ブラザーズと世界がリンクしている小説です。ひょっとしたらこれに出てくる人たちが連載小説の方にも出てくるかもしれませんが、でもそんなんカンケイないですよね(笑)。スイマセンでした。
■5/20に、「海辺のみかん」に“コレいいね!”ボタン押してくださった方へ(続きを読む)
てなわけで、最後には恋愛小説ですね(^^)。
わたしぶっちゃけ、こういうお兄さん大好きです。しかしこういうお姉さんが現実にいるとたぶん近寄りたくないと思うんですけど、小説とかで出てくるのを見ると、可愛らしいところがあっていいなあとか。そんな風にわたしと同じように、彼ら二人を温かく見守ってもらえればいいなあと思っております。。
今回は、たくさん読んでいただいてボタン押していただいて本当にありがとうございました(^^)!
■5/20に、メッセージくださったkaさんへ(続きを読む)
お返事遅くなりましてスイマセンでした。日記に書いたとおり少し凹んでおりまして(笑)。長いのとか別にだいじょうぶですから、そんなに気にしないでくださいな(笑)。
ゴールデン街はたまに行かれているそうで。ハイ。いると思いますよ。札束懐にそのまましまってる人とかね。
面白いすよね。ああいう狭いバーで飲んでると、カタギじゃない人ってなんでか分かっちゃうんですよね。すごい紳士的に話してるおじさんなのに。……あ、この人カタギじゃないわ。って。
>どうも仕事がうまくいっているときはプライベートはそうでもないし、プライベートが充実してきたら今度は仕事が、という気がする……とのことですが、
これは感覚的なものだから、当然のことだと思いますよ。どこかがおかしいってことはないと思うなあ。
だって、仕事に追われてりゃそれだけプラベートに時間かけられないんだから、何ごとも起こらなくて当然だし、自分の視界も仕事の方に寄ってるから、何かの兆しを見逃すことだった多いに有りえるし。
いいんじゃないすかね。適度に貪欲に生きるってことで(笑)。
あまりに気合入れすぎると、手の中から逃げていくし。
でも手を伸ばさないと取れないし。っていうことだと思うのですよね……。。
それはそうと、『視海』(笑)。ああ! なんだかんだ言って開眼する前の、初々しい(笑)わたしが書いたものですから。
実はこれ書くまで、現代ものでヤクザとか探偵とか出てこないのを書いたことなかったんですよね。
寒い話ですが(笑)。
2000年はたぶん、オタクとしての冬城カナエがもっとも煮詰まっていた年だと思うのです。なんで2年ほど仕事に打ち込んで、ガス抜きしまして。
それで急に「その夜、女は……」をなんとなく暇つぶしに書いて。
あ、小説書くのやっぱ楽しいな、とか思ったという次第なのです。。
まあそんなわけで、いつも遊びに来ていただいてありがとうございます。
恋愛の話とか、いろんなお話をしていただいて、ウェブ上のお友達付き合いも楽しいなあといつも思っておりますよ(^^)。
ほんと今後ともよろしくです。
なんか落ち込んでいたので、いつもよりしおらしいです我ながら(笑)。
2007/05/22 | エーガや本の感想 | トラックバック:0 | コメント:0 | 「しゃべるウサギ」へ
えげつない千葉真一を見よ「爆裂都市」
(エーガや本の感想)

いきなり、銀幕★輪舞曲の話で申し訳ないんですが、
わたしの出してる悪役のNPC、悪の華カレン・イップが意外に人気あるみたいで嬉しい限りです(笑)。
彼女のコンセプトは、情け容赦ないことなんですけども。
これから執筆に入ろうかというシナリオと、あと今後につながる展開を考えていたら、いろいろとイケナイ陰謀を思いついてしまい。
我ながら「ひでえ、こんなことするヤツは悪魔だよ」とか思ったんですけど。
さっきうっかり見てしまった香港映画